冬の風は、いと気持ち良し。

冬の風は滅法冷たい.
氷のように冷たくて、上着をぎゅっと引き寄せたくなる。
帽子を深く被ろうか。
暖めようとした深い吐息も、手に振りかかり次第に白く空へ舞い上がる。
口元で摩る手の奥には、まるでトナカイのような真っ赤な鼻。

裏腹に、見上げれば快晴でなんとも心地が良い。

冬の風は、果てしなく澄んでいて、心地良い。


そんな風に吹かれながら、utataneはオープンしてます。

お香の匂いと、白熱球の明かりと、木の薄茶色で。