戯言

夜分遅くに今晩は。

今宵の夜長は、久々に「こっち」で独り言をしようかなと思いまして。



人にはきっと様々な波長が有ると思います。
「縮んだ後には、必ず伸びる」
そんな言葉のようなものです。

波は必ず繰り返すものです。
しかしその波長は、わかりません。
一秒、一分一時間。
或いは、
一ヶ月、一年、二十六年。

調度良い波を待つサーファーの如く、
私たちは、様々な事柄の「波」を待機しています。

うまく乗れるかは別として、
必ず良い波は訪れるものと思います。
それは「自然」の摂理ですから。


私のことを紹介したよ、と言ってくれた後輩君に、何て紹介したの?、聞くと、「ポジティブな人です。」
と、言ってくれるほどポジティブな人間でありたいと思って生きている私ですが、当たり前のように落ち込む日もあります。
当たり前です。

それこそが、「波」なのだと気付きました。

波は訪れ、やがて去る。
もっと細かく言えば、
波は登って、下降する。

人間の生きる時間は、本質的にそう構造されているんではないかなと。

一生上り調子、若しくは、一生下り調子、なんかは存在しないと思っています。
それは自然の摂理に逆らうことになるから。
上がれば下がり、下がれば上がる。
人の道は、未知なる「これ」の繰り返しであるものと。

自然は嘘をつきません。
だって、「自然」なものですから。
人だって「自然に生きていれば」嘘は必要ないんではないかと思ったりします。


今日はきっと、上り波が訪れたのでしょう。

高畠から、
笑顔が素敵で私の世界観を頷いて聴いてくれる方、

私が慕う知識人の方から、「それは面白い」という言葉や、

歳の差の離れた後輩に伝えたかったイメージが素直に届いた時。

遠い秋田から、夫婦でお店を尋ねてきて頂いて、
同じ価値観の、同じ方向性、満ち溢れた愛のカタチをこの目に留めておけた時。

全てが今日という日に重なるタイミングが、
今日だったのではないかと、今思います。

人は過去からしか物事を学べません。
未来は、「そこ」から創造していくものです、

もし、
この世に愛が満ち溢れているのならば、
きっと人は、
「地球を一周出来るような釣り糸」と「二つの紙コップ」
だけで、
混沌とした今を乗り越えられるでしょう。

そんな私の思う、世界観です。



やすみなさい。