どんなに風が強くても。

例えば。

私は独りぼっちだと嘆いて、悔やんで、どうしようもなくなったとする。


外へ出た。


待ちを歩いた。

景色を眺めた。


でもやっぱり孤独感があったとする。




何度でも言うが、君は一人じゃない。



道は必ず繋がるように。

どこまでも続く道がそこにあるように。




自暴自棄に陥って、ここなら絶対独りだろうと何処かに迷い込んだとしても。





あなたを導く「道」があったでしょう。

あなたが歩いた「道」が確かにあったでしょう。




何も無いところからは、何も生まれません。





確かな一人の誰かが、想いを馳せて作った「道」があったから、あなたはここまで来れた。

どうぞここを通りなさい。
そんな想いを募らせた誰かの想いが伝わるはずです。



あなたは、何があろうと。
あなたは、路頭に迷おうと。



あなたは独りなんかじゃない。

確かに誰かが、居てくれる。